こんにちは!くりです。
ぼくが二級建築士の製図を、独学で合格しました。
その製図試験で使う製図道具を、
- 必需品(実際に使った)
- 人によって使うもの
でまとめています。
実際に試験で使ったものを紹介するので、道具選びの参考になるかと思います。
この記事は、「【保存版】二級建築士で使う「製図道具」まとめ」を書いていきます。
目次
二級建築士で使う製図道具【必需品】
まずは二級建築士の製図試験で、これは100%必要と言えるものを紹介してきます。
ぼくはここで紹介するものだけで戦いました。
平行定規(製図板)

まずは平行定規です。
この板に用紙をセットし、図面を書いていきます。
これがないと図面が書けません。
各社それぞれ平行定規を出していますが、大きな違いはないと思います。
ぼくは日本メーカーのコクヨを選びました。
この製図板で何十枚と図面を書いてきて、さらに合格までできました。
相棒です。感謝感謝。
関連記事:二級建築士試験で使える平行定規おすすめ7選【製図板】
テンプレート

次はテンプレートです。
製図板とこの定規を合わせて、図面を書いていきました。
バンコのテンプレートは、シンプルで使いやすく、厚みもあるので線が書きやすかったです。
これもないと図面が書けません。
0.7mmシャーペン(シャー芯)

0.7mmのシャーペンです。
シャーペンは使い分けている方もいます。
ぼくは1年目に0.5mmと0.7mmで使い分けていました。
しかし残念ながら落ちてしまったので、2年目は0.7mmだけで勝負しました。(とくに深い意味はなし)
0.7mmがあれば、まちがいなしです。
なお、これが壊れると終わりなので、2本用意しました。
あとシャー芯も必要です。

消しゴム

間違えた線を消します。
普通の消しゴムでも良いと思いますが、ペン型が便利です。
はけ(ブラシ)

製図用ブラシです。
練習でも本番でも消しカスが大量に出るので、それらを一掃します。
あとシャーペンのかすを手で広げて、図面が汚くなってしまうので、それも一掃します。
ブラシは持ち手があるタイプもありますが、小型のほうが小回りがきくので良かったです。
電卓
最後は電卓です。
距離を出したり、延べ面積を計算したりします。
RCでは暗算できるものも多いので出番が少ないのですが(とはいえ使う)、木造は4.55mmというマス目なので、計算が複雑です。
なので電卓は必須。
電卓が壊れると終わりなので、本番では2個用意しました。
以上、ぼくが本番で使った製図道具でした。
二級建築士で使う製図道具【人による】
次は人によって必要な道具を紹介していきます。
試験場でよく見かけたものです。
勾配定規
木造で屋根の傾斜がらくに書ける、勾配定規です。
これを使わない人は少ないと思います。
ぼくはテンプレートで、横5m、縦2mで点を打ち、それをつないで4/10勾配を書いていました。
こんなめんどくさいことをするのは、独学の弊害だと思います笑。
ただ数回しか使わないのに、むだに大きいので、かえってストレスになると思い、使いませんでした。持ってるのに。
どちらの方法でも良いかと。
三角スケール
三角スケールも、試験会場でよく見ました。
ただテンプレートで代用できます。
どんなときに使うのかよく分からないまま、試験を終えました。
0.5mmシャーペン
0.5mmシャーペンです。
エスキスと製図の細線を書くときに使えます。
先程も言った通り、ぼくは0.7mmのちから加減で細線を書きました。
(一応、試験会場には持っていきました。)
字消版
字消版です。
これを使えば、小さなところでも正確に消しゴムで消すことができます。
ぼくもはじめは使っていましたが、丁寧にセットするのが面倒に。
それからはペン型の消しゴムで消して、消えてしまったのをまた書き足すようにしました。
ドラフティングテープ
ドラフティングテープです。
製図板に図面をセットするときに貼ります。
ぼくは製図板に付いてきた、アルミのものを使いました。
それがなければ、必須です。
マーカー(蛍光ペン)
課題文の重要なところに色を付ける、蛍光ペン。
おそらくマーカーの使い方を製図学校で教えられていて、ほとんどの人が蛍光ペンで重要なところをなぞっていました。
ただ、ぼくは使いませんでした。
マーカーが目立ちすぎて、それ以外のところを見逃してしまう、と思ったからです。
なので、こんな感じでやりました。↓
課題文の重要なところはエスキス用紙に書き写し、少し重要なところはシャーペンで丸く囲む。
これで問題ありませんでした。
どちらが良いのか、自分で試して、選択してください。
道具入れ(道具差し)
会場で、道具入れやスタンドをよく見かけました。
道具を出し入れする場所が決まるので、便利そうでした。
ぼくは適当に広げていて、試験中も「あれ、ハケどこ行った?」みたいになったので、あればよかったかもです。
注意:試験場への持ち込みはNGです。
以上、人によっては必要な製図道具でした。
最後にもう一度。↓
まとめ
この記事は、「【保存版】二級建築士で使う「製図道具」まとめ」を書きました。
ぼくはストレスをできるだけ無くしたいタイプなので、道具をなるべく少なくしました。
そのおかげで、試験中に
「道具を選ぶときに発生する迷い」
というストレスが、人より少なかったと思います。
とはいえ、もちろん人それぞれなので、一旦揃えてから、試してみて、それから使うか使わないか選択するのが良いかなと。
がんばっていきましょう。それでは。