こんにちは!くりです。
ぼくは3ヶ月の独学で、学科を突破することができました。
ただ、勉強をはじめたころは、
「どうやって勉強すれば合格できるんだろう…?」
と悩んでいました。
ここでは、同じような悩みのある方に向けて、
合格できる二級建築士(計画・構造・施工)の勉強法
をご紹介します。
実際に使っていたノートも公開するので、参考になるかと思います。
※勉強の順番は「二級建築士で勉強する「科目の順番」はこちら」でまとめています。
なお、法規はちょっと違うので、別の記事にまとめました。↓
この記事は、「【独学】二級建築士の勉強方法【計画・構造・施工編】」を書いていきます。
目次
二級建築士の勉強方法【計画・構造・施工編】
二級建築士(計画・構造・施工)の勉強方法は、以下のとおりです。↓

1.「二級建築士 はじめの一歩」を1周読む
ぼくは大学時代、まじめに建築の勉強をしていなかったので、基本すらわかりませんでした。
そこで見つけたのはこの一冊。

「二級建築士 はじめの一歩: 学科対策テキスト」です。
こちらは過去問前に読むことを想定されていて、初心者向けのかなり分かりやすい本でした。
”超入門” と書いてある通り、ほぼ知識なしのぼくでも読みやすくてストレスなく進められます。
このように、やさしい図付きで解説してくれています。↓

「二級建築士 はじめの一歩」の使い方
この本を、さらっと1周読んでください。
小説のように一文字づつ読むのではなく、流し読みで一冊2時間くらいで読み切ります。
教科書は暗記するためではなく、辞書的に使うもの。
暗記は過去問で行います。
この本は、
「へーこんな問題がでるんだ」
「数字が大事なんだな」
などと、二級建築士試験の全体を把握するために読みました。
1周だけして、今後、辞書のように使います。
2.【1~3周目】過去問を解いて、解説を読む
次は過去問を使います。
ぼくの学科の勉強の95%は、一冊の過去問を解くだけでした。
過去問は、総合資格学院のものを使います。

ネットで独学者に評判だったので選びました。
解説が分かりやすかったので選んで正解。
関連記事:二級建築士「学科」の過去問おすすめ4選
まずは、分厚い過去問を裁断しましょう。

ページ間をカッターでなぞり、スパッと裁断します。それから背をテープで補強します。
こうすれば、過去問への心理的ストレスを軽くできました。
関連記事:二級建築士【学科】のモチベーションを保つ方法9選!
「過去問」の使い方
「過去問」は7年分を7周します。
全ての問題を7回正解できたら、学科は突破できるでしょう。
1~3周目の勉強法はこちら。↓
- 問題を解く
- 丸付けをする
- 正解した問題にチェックする
- 解説をすべて読む
- まちがえた問題は、次の日以降また解く、合っていたらチェックする
まずは普通に問題を解きます。

そして丸付けをしてください。
ここで正解した問題にはチェックを付けます。

次に解説をすべて読みます。

過去問の解説は、教科書です。
時間はかかりますが、じっくり読んでください。
正解の選択肢以外も、次の試験で問題として出てくる可能性があります。
問われた部分だけではなく、全て読むことが大切です。
そして次の日以降、まちがえた問題をまた解きます。
ここで正解していたらチェックを付けましょう。
また間違えたら、再度次の日に解きます。チェックできるまでループです。
3.【4~7周目】過去問を解いて、答え部分を書き写す
4周目からは、問題として問われている箇所を重点的に覚えていきます。
流れはこちら。↓
- 問題を解く
- 丸付けをする
- 正解した問題にチェックする
- 問われている部分を、書き写す
- まちがえた問題は、次の日以降また解く
より記憶を強固にするため、問われている部分を書き写すようにします。
実際に使っていたノートはこんな感じ。(きたなくてすみません)

解答部分だけ、ノートに書き写してました。(きたなくてすみません)

こちらは、暗記するために書き写しています。
また見返すものではないので、読めなくても大丈夫。
これを繰り返して、すべての問題に7つチェックが付けば終了です。

これだけ勉強すれば、合格点が取れるようになります。
その他疑問
この勉強法で、想定される疑問に答えてみます。(というか、当時ぼくが抱いていた疑問)
1.過去問だけで大丈夫なの?
「過去問だけで大丈夫なの?ほかの問題集とかやったほうがいいのかな?」
答え:過去問だけで大丈夫です!
学科で問われる部分は、毎年似ています。
そもそも、二級建築士になる人が、重要なことを知らなかったらヤバいですよね。
その重要なことが毎年聞かれているだけなので、試験は過去問と同じ問題が出やすいです。
新しい問題も出ますが、それは捨て問。
解けなくても、合格点は取れます。
つまり過去問だけでオッケー。
2.過去問は7年分だけでいいの?
「過去問は7年分だけでいいの?ほかのブログには10年分やったと書いてあるけど…」
答え:7年分だけで大丈夫。
事実、ぼくは7年分だけで合格点を取れました。
もし7年分を完璧に暗記したら、10年分やってもいいです。
ただし7年分だけでも、そうとう時間がかかりますよ。
すべての問題を覚えるだけで、
700問×4(つの選択肢)=2,800
の一問一答になります。(重複もありますが)
これ以上覚えるのは、一年以上かかる気がします。
ぼくは7年分を7周しましたが、もし時間が余っていたらもっと周回して、全部で10周すると思います。
正解の選択肢以外のものをあまり覚えられていないことが、本番で発覚しました。
「もっと周回したほうが良かったな」
と少し後悔しています。(受かったからいいけれど)
3.暗記が苦手、なにか良い方法はある?
暗記が苦手だ、、、なにか良い方法はあるかな?
答え:暗記が苦手な方にオススメなものがあります。
二級建築士の学科は、ほぼ暗記です。
その暗記が苦手な方におすすめしたいのが、「スタディング」という通信講座で使えるAI問題復習というサービス。
AI問題復習は、人間の忘却曲線に基づいてAIが最適なタイミングで問題を出してくれます。
なので暗記しやすいタイミングで、過去に間違えた問題が出題。
そしてスマホで行うので、電車の中や休憩中などにラクに暗記できます。
もちろん通信講座なので、
- 短期合格セミナー
- 基本講座
- スマート問題集
- セレクト過去問など
も利用できます。
今なら無料体験もできるので、興味のある方は公式サイトをご覧ください。↓
4.構造力学の計算が難しい、なんかいい方法ある?
「構造の計算がどうしてもできるようにならない…、なんかいい勉強法ある?」
答え:とっておきの勉強法ありますよ。
それは、「解答を何度も書き写すこと」です。
こちらの記事で解説しています。↓
・二級建築士の構造にある「計算問題」の勉強法【苦手なりのやり方】
まとめ
この記事は、「【独学】二級建築士の勉強方法【計画・構造・施工編】」を書きました。
最後にまとめます。↓
とにかく過去問を周回すれば、学科は突破できます。
自分のペースで、焦らず進めてください。
以上です。応援しています!