二級建築士の製図「模試」を受けるメリット3つ【必ず受けよう】

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「二級建築士の製図って受ける価値あるのかな?1万円もして高いし…。受けた人にどうか聞きたい!」

こんにちは!くりです。

二級建築士の製図を進めていると、

「模試を受けるかどうか」

という壁にぶち当たります。

意外と高いし、めんどくさいし、迷いますよね…。

しかし!模試は必ず受けることをおすすめします。

ぼくは1年目模試を受けず、そのまま本番に特攻しました。

そして落ちてしまいました…。

2年目は模試を受け、無事本試験も合格することができました。

そんなぼくが、模試を受けるメリット3つをご紹介します。

結論↓

  • 模試までに図面を書ききれるように練習するようになる
  • 自分の苦手なところを確認できる
  • 講師に色々聞くことができる

詳しく説明したあと、復習方法も紹介します。

この記事は、「二級建築士の製図「模試」を受けるメリット3つ【必ず受けよう】」を書いていきます。

二級建築士の製図「模試」を受けるメリット3つ

1.模試までに図面を書ききれるように練習するようになる

まずこれです。

模試という目標があれば、それまでに図面を書ききれるように練習するようになります。

ぼくが製図一年目のとき、エスキスを本番の1週間前から始めました。

今考えると遅いなと思いますが、当時はネットの情報で、

「図面をトレースしていれば、エスキスは自動的にできるようになる」

と見たので、それを信じてしまいました。

そして本番の1週間前にエスキスをしてみると、全くできなくて絶望しました…。笑

「だめじゃん!」

と叫びながら、必死にエスキスを練習。

これが本番に響いたのかは分かりませんが、残念ながら落ちてしまいました。

※その情報がデマとかではなく、その人はそれでOKで、ぼくがそれでダメなだけです。

しかし模試を受けていれば、模試の1週間前(本番の2週間前)にはエスキスの練習、

ひいては課題文を見て、図面をすべてを書けるように練習していたはずです。

実際、二年目のぼくはそうでした。

模試はゴールの一つです。

模試を受けてから、その結果を踏まえて、また本番までの期間みっちり練習することができます。

どちらが有利かは、明白だと思います。

2.自分の苦手なところを把握できる

ここからは、模試の当日の話をします。

ぼくは日建学院の模試を受けることにしました。(おそらく現地模試は日建のみ)

当日、ぼくは緊張で震えていました。

これでボロボロだったら、本番まで1週間なので、もう間に合わないかと思ったからです。

(正直、本番の日より緊張していた。)

電車に揺られ、模試の会場まで行きました。

1時間ほど前に到着し、近くのコンビニで食料を買い込みました。

この食料のチョイスも、本番で生かされることに。

日建学院は予備校みたいな雰囲気でした。

受付の方に、

「本番後に、エスキスの採点をしますが、どうですか?」

と聞かれました。

無料で判定してくれるそうです。

ぼくは試験後には何も考えたくないので断りました。

会場では8人ほどの受験者がいました。

みなさん独学なのか、他の資格学校の生徒なのか、どうなんでしょう。

そして5時間かけて、試験を終えました。

この5時間で、午後の紅茶ミルクティーをちびちび飲むと、集中が切れないことが分かりました。

本番でも同じものを飲みました。

こういうことも模試で分かります。

当日に「何飲めばいいんだろう?」みたいなストレス不要ですね。

試験を終えると、外で昼食を食べて、対策ビデオを1時間ほど見ました。

その時の一枚

そして、それぞれ個別に別教室へ呼ばれ、試験の返却が行われました。

試験結果は、ぼくは野外階段を忘れ、失格となってしまいました。

しかしテンション高めのお兄さん講師に、

「図面キレイに書けてるのに、もったいない!」

「これ一瞬で合格判定される図面ですよ!」

「独学でこれ?すごいですね!」

と色々褒めてもらいました。

独学なので誰にも何も言われず、不安でいっぱいだったので、心から嬉しかったです。

とはいえ、ダメな点もたくさんありました。↓

  • いくつも条件を無視している
  • 部屋の形が悪い(エスキス苦手)
細かく添削してくれました。

この弱点が分かったので、その日から重点的に練習し、本番でもすごく気を使いました。

模試を受けなければ、弱点を把握しないまま、本番に望むところでした。

3.講師に色々聞くことができる

テンション高めのお兄さん講師に、色々聞くことができました。

例えば、ぼくは平屋の流れ方向を示す矢印の意味がわからず、適当に感覚で書いていました。笑

それを指摘され、矢印の意味、母屋の書き方などを教わりました。

独学で大ざっぱに知識を入れていたため、こういう基本的なことが抜けていたようです。

もちろん、本番でできるようになりました。

(というか、ここで教えてもらわなければ、本番も感覚で書くことになってました。あぶないあぶない)

あともう少し時間があり、知らないことを聞けました。

ただ質問タイムがあることを知らず用意していなかったため、その場しのぎの質問をしてしまいました。

質問を考えておきましょう。

結果的に、ぼくは図面はキレイに書けるけど、エスキスが苦手ということでした。

褒めてもらい嬉しい反面、エスキスが苦手で失格になる可能性がある、という不安で満たされました。

疲れすぎて、その日はゆっくり寝ました。

ちなみに日建学院の方は良い人ばかりだったので、一級の製図は日建に通おうと思いました。(チョロい)

・日建学院 設計製図 全国統一公開模擬試験はこちら

製図模試の復習方法

模試の復習方法は、見返すだけにしました。

かなり迷ったのですが、一枚だけ書いた模試より、七回書いたこれまでの図面を復習するほうが良いかと思ったからです。

夜5日間・本番前に見返しました。

主に自分ができなかったところを読み返していました。

まとめ:製図模試は必ず受けよう

この記事は、「二級建築士の製図「模試」を受けるメリット3つ【必ず受けよう】」を書きました。

最後にまとめます。↓

模試を受けるメリット

  • 模試までに図面を書ききれるように練習するようになる
  • 自分の苦手なところを確認できる
  • 講師に色々聞くことができる

模試は必ず受けましょう。

独学者はもちろん、通信講座の方、通学の方まで全員受けるべきだと思います。それほど得るものがありました。

迷う気持ちは分かります。

ぼくもコ口ナを言い訳にして、1年目は受けませんでした。

けれど模試を受けるだけで、合格する可能性がグッと上がります。

受けたから分かります。

以上です。応援しています!

・日建学院 設計製図 全国統一公開模擬試験はこちら

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