こんにちは!くりです。
ぼくは3ヶ月独学の勉強で、二級建築士の学科を突破しました。
その間に模試を受けていて、大変役に立ちました。
この記事では、模試を受けて得られる3つの価値をご紹介します。
結論はこちら。↓
- 資格学校の雰囲気がわかる
- 試験のことで知らなかったことがわかる
- 結果から知らなかったことがわかる
体験談込みで、詳しく書いていきます!
目次
【学科】二級建築士の模試で得られる3つの価値
1.資格学校の雰囲気がわかる
ぼくは完全独学組です。
参考書だけで学んでいて、資格学校の説明会やyoutubeすら見たことありません。なので、一応ライバルとなる資格学校組がどんな環境で勉強しているのか興味がありました。
模試当日、電車で30分かけて、日建学院に行きました。
エレベーターから降りると、日建の受付の方が教室に案内してくれます。
室内は予備校みたいな感じ。キレイでもなく汚くもなく、本当予備校みたいでした。
模試を受ける教室まで行くときに、ぼくは軽く衝撃を受けます。
廊下には建築士の問題や解説など張り出されていて、教室内には
「目指せ!二級建築士合格」
「復習が命!」
のようなポスターが貼られていました。
殺風景な狭いワンルームで勉強しているぼくにとって、ここまで熱意というか、環境の差があるのかとびっくりしました。熱いですね。
そして教室のホワイトボードには、各科目の基準点が書いてありました。
- 構造:基準点13点
- 施工:基準点13点
ここでまた驚いたのですが、法規のところには、
- 法規:基準点13点(目標20点、目指せ満点)
と書いてありました。
当時あまり法規を勉強しておらず、満点を取りやすい科目とは知らないぼくは、衝撃を受けました。
「ぼくの知らないことが、ここでは当たり前とされている…」
そして、「目指せ満点!」と言ってくれる人がいるのは、正直羨ましく感じました。
2.試験のことで知らなかったことがわかる
本番は、
- 午前3時間
- 午後3時間
で行われます。
おそらく独学の人は、この時間通りに過去問を解いたことはないと思います。
しかし模試では、本番同様の時間配分です。
途中で帰ることもできませんでした。(ここはありがたかったです。終了次第帰っていいと言われたら、高速で帰ってました。)
なので、自分が計画・施工を終えてから何分余るのか、その余った時間で何をすればいいのかをよく考えられました。
さらに見直しでマークシートの転記がミスっていたことが分かり、本番ではマークシートに注意しようと心がけることができました。
3.結果から知らなかったことがわかる
ぼくの結果は、
- 計画:22点
- 法規:14点
- 構造:21点
- 施工:18点
でした。全部で75点。

ぼくはとある事情で、法規は線引きなどを除いて2日しか勉強してません。(詳しくは、【学科】二級建築士独学合格スケジュールで)
しかし基準点を超える、14点も取れました。
喜ぶところでしたが、ネットでは法規だけ足切りにあった方をよく見ていていて、
「持ち込み可だからみんな油断するんだ」
と気づくことができました。
この模試以降、過去問の法規を必死に周回しました。
模試をやっていなければ、
「法規って意外とできるじゃん、まあゆるくやればいいか~」
と思っていたかもしれません。(というか模試を受けるまで思ってました)
しかし模試を受けることで、自分が引き締まったというか、弱点が分かり、見直そうという思いにさせてくれました。
まとめ
この記事は、「【学科】二級建築士の模試は受ける価値アリ【体験談】」を書きました。
正直、模試を受けるか迷う気持ちは分かります。
ぼくは製図の模試が10,000円を超えると聞いて、受けるか迷っています。笑
けれどここに書いたとおり、模試を受けると色々なことが見え、自分だけの発見があるかもしれません。
一発合格を目指すのであれば、ぜひ模試は受けてほしいです。
以上です!
※余談:勉強不十分で4、5月模試なら受ける意味はないと思います。だめな結果を見て、変に落ち込む必要はありません。その場合は過去問を周回しましょう。