こんにちは!二級建築士合格者のくりです。
二級建築士の学科で、壁となるのが構造の計算部分。
25点中6点が計算問題なので、捨てるのはもったいないなと。
ただ!この勉強法ならできるようになるかもです。
ぼくは計算が超苦手だったのですが、浪人時代にこの勉強法を独自に習得した結果、そこそこ得意になりました。
それを構造にも応用していて、本番では計算問題は高速で解き、もちろん満点でした。
その勉強法はこちら。↓
とにかく書き写す
計算が苦手な方だからこそできる、シンプルな勉強法です。
詳しく解説していきます。
この記事は、「二級建築士、構造の「計算問題」の勉強法【苦手なりのやり方】」を書いてきます。
目次
二級建築士 構造の「計算問題」は解き方を覚えれば良い
構造の「計算問題」はワンパターンになります。
例えば、
- この図面が出ると、このやり方で進める
- トラスは、ここで切断する
などなど。
これらは毎年数値が変わるだけで、やり方は変わりません。
なので、解き方を覚えてしまえば良いことになります。
「解き方を覚えるってどうするの?そもそも理解しないと意味ないじゃん」
と反論もあると思います。
ただ解き方を覚えると、理解も付いてきます。
これはやってから実感してください。
それでは、勉強法を解説していきます。
二級建築士 構造の「計算問題」の勉強法
勉強法は「とにかく書き写す」です。
具体的に解説します。
構造計算の答えの流れを「4分割(a,b,c,d)」にすると、こんな感じ。↓
1日目:見て分からない。a,b,c,dと全ての答えを書き写す。
2日目:aまで書けた。答えを見ながらb,c,dを書き写す。
3日目:a.bまで書けた。答えを見ながらc,dを書き写す。
4日目:a.b.cまで書けた。答えを見ながらdを書き写す。
5日目:a,b,c,dと全ての答えが書けた。選択肢までたどり着いた。
5日目で、答えが書けるようになりました。
これで一問クリアです。
※ぼくの勉強法「【独学】二級建築士の勉強方法【計画・構造・施工編】」だと、やっとここで✓が1つ付く。
おそらく20パターンくらいこれをやると、構造計算は満点を取れます。
この勉強法のポイントが2つあります。
ポイント1:時間をかける
時間をかけることが大切です。
上の例では、一問に5日間かけています。
「えーめんどくさい、時間もないし、一回で理解したいのに!」
と思うかもしれません。
しかしそれが罠で、とても難しいことです。
いきなりフルマラソンに走る、みたいな。
日々練習を重ねて、フルマラソンに出る方が良い結果が望めますね。
理解度を日々上げていくイメージになります。↓
1日目:理解度20%
2日目:理解度30%
3日目:理解度60%
4日目:理解度80%
5日目:理解度100%
ぼくは難しい問題に出くわしたときに、
「凡人のぼくが一発で理解できるわけがない、何度も繰り返してできるようになろう」
と思っています。
これは卑屈ではなく謙虚。自分に過度な期待をしないことは、物事をスムーズに進めるための秘訣です。
ポイント2
とにかく書き写す、ことです。
読んで理解するのは、頭の良い人だけ。
大抵の人は書いて書いて、そして書いてやっと理解できます。
「うーん、これはどうなってるんだ?」
と5分も悩む時間があったら、書いたほうが良いです。
何度も繰り返し書いていると、だんだん分かってきます。
ぼくもかなり書き写しています。↓

二級建築士のノートを破棄したので、申し訳ないのですが、現在勉強中の一級の構造です。
真ん中に✕があるなど、わりと苦労している感じが分かるかなと。
一年分(7問)で、5ページほどびっしり書き写していました。これくらい書く必要があります。
二級建築士 構造の「計算問題」の勉強法 まとめ
この記事は、「二級建築士、構造の「計算問題」の勉強法【苦手なりのやり方】」を書きました。
構造の計算問題は、
- とにかく書く
- 理解度を上げていく
と、できるようになっていきます。
焦らないのがコツ。頑張っていきましょう。
以上です!