こんにちは!二級建築士合格者のくりです。
二級建築士試験で、最大の難所となる「製図試験」。
ぼくは独学で挑戦しましたが、1年目は落ちましたし2年目も大変苦労したので、無理せずふつうに資格学校に通ったほうが良いです。
とはいえ、
- 近くに資格学校がない
- 通学が面倒だし、時間がもったいない
- 金銭的な余裕はそこまでない
と思う方は、通信講座がおすすめです。
ここでは、二級建築士「製図」の通信講座の選び方、おすすめ5選をまとめています。
二級建築士を受けていない人がまとめた記事ではなく、合格者が経験をふくめ書いているので参考になると思います。
この記事は、「二級建築士【製図】の通信講座おすすめ5選」を書いていきます。
目次
二級建築士 製図の通信講座の選び方
1.添削枚数を確認しよう
製図の通信講座でいちばん大切なことは、添削です。
通信講座には、基礎講座があります。
二級建築士製図の基礎を教えてくれるものですが、それぞれ大きな差はなく、どれもちゃんと基礎を学べるでしょう。
しかし、添削は大きな違いが出てきます。
- 丁寧に添削してくれるか
- 何枚添削してくれるか
をしっかり確認する必要があります。
個人的に、「丁寧に添削してくれるか」は、公式サイトで添削画像を載せている方が信用できるなと。
そして添削枚数ですが、多すぎても復習しきれないので、5枚前後がおすすめです。
ただ学科免除で時間のある方は、10枚前後がおすすめ。
2.価格を確認しよう
二級建築士 製図コースでは、大手資格学校は50万円前後します。
しかし、通信講座なら10~20万円ほどです。
分割払いもできるところが多いので、しっかり確認しておきましょう。
3.質問できるか確認しよう
二級建築士の製図では、分からないところが沢山出てきます。
- この太線はなんの意味があるんだろう?
- この点線ってなくても良くない?
こんな時に、質問できる環境が必要です。
通信講座では、質問できたりできなかったりするので、要チェック項目です。
二級建築士 製図の通信講座おすすめ5選
ここからは、二級建築士 製図の通信講座おすすめ5選を紹介します。
種類別に分けています。
コスパ最強が良い方はこちら
ハウジングインテリアカレッジ

確認ポイント | ハウジングインテリアカレッジ |
---|---|
1.添削枚数 | 6枚 |
2.価格 | 税込120,000円(分割OK) |
3.質問 | メール24時間OK |
1983年に創業した、広島の老舗資格学校「ハウジングインテリアカレッジ」。
インテリアコーディネーターと二級建築士に特化しています。
添削は6課題と丁度よい枚数で、復習もばっちりできます。
初心者向けにトレース課題があることもグッド。
個人的に合格した経験から、
二級建築士の製図でトレース(図面を書き写す練習)が最も重要
だと思っています。
この通信講座では、わざわざトレース専用の課題が用意されているので、製図初心者のやるべきことをしっかり分かっているなと。
あと一番安いので、費用を抑えたい方におすすめです。
あまり知名度がないのは不安になりますが、二級建築士通信講座は30年も続いている歴史と実績があるので、不安に思う必要はないなと。
合格者の声が顔写真付きで載っているのも、安心できます。
質問もメール24h受け付けていてリーズナブルなお値段、コスパ最強の通信講座だと思います。ここを選べば間違いないです。
大手資格学校が良い方はこちら
日建学院

確認要項 | 日建学院 |
---|---|
1.添削枚数 | 3枚 |
2.価格 | 税込143,000円(分割NG) |
3.質問 | 記載なし(おそらく不可) |
日建学院の、2級建築士設計製図Webコース。
日建学院が作成したオリジナル教材と映像で、基礎を学びます。
当年度に合わせた内容の5課題があり、その内3課題が添削してもらいます。
少々コスパが悪いですが、大手の通信講座を受けて安心したい方におすすめです。
・合格者の声を見る
※Webコース生徒の声はなし
TAC

確認要項 | TAC |
---|---|
1.添削枚数 | 4枚 |
2.価格 | 税込143,000円(分割OK) |
3.質問 | メール24時間OK |
TACの、二級建築士 設計製図本科生。
全8回の講義で基本を学び、10課題を使い合格を目指します。
添削は4枚とちょっと少なめですが、復習をバッチリできます。
TACの特徴は、webコース受講生でもTACの空き教室を自由に使えること。
会社近くにTACがあれば、帰りに教室で自習ができます。(TACの校舎一覧)
たくさん添削して貰いたい方はこちら
全日本建築士会

確認要項 | 全日本建築士会 |
---|---|
1.添削枚数 | 10枚 |
2.価格 | 税込144,000円(分割OK) |
3.質問 | メール24時間OK |
全日本建築士会の、二級建築士 製図通信講座。
元国土交通省室長監修の高品質・高実績の講座で学習します。
添削枚数はなんと10枚。多くの添削をしてもらい方におすすめです。
スマホに対応していない公式サイトは少々不安になりますが、老舗という良さがあるのかなと。
名古屋建築資格学院

確認要項 | 名古屋建築資格学院 |
---|---|
1.添削枚数 | 10枚 |
2.価格 | 税込159,800円 |
3.質問 | 記載なし |
名古屋建築資格学院の、2級建築士設計製図試験対策。
ZOOMを使い講座の生放送で学ぶ、LIVEの通信講座です。
もちろん録画も見ることができます。
添削枚数は10枚と多く、メールにて添削が返ってくるスピーディーさも。
他の生徒の添削をネットで見れるので、いろいろな情報を詰め込みたい方におすすめです。
比較表
以上、5つの通信講座を紹介しましました。
確認ポイントの比較表を作ったので、参考にしてみてください。名前をタップすると、公式サイトへいきます。
名前 | 添削枚数 | 税込み価格 | 質問 |
---|---|---|---|
ハウジングインテリアカレッジ | 6枚 | 120,000円(分割OK) | メール24hOK |
日建学院 | 3枚 | 143,000円(分割NG) | 記載なし(おそらく不可) |
TAC | 4枚 | 143,000円(分割OK) | メール24hOK |
全日本建築士会 | 10枚 | 144,000円(分割OK) | メール24hOK |
名古屋建築資格学院 | 10枚 | 159,800円 | 記載なし |
最後に、通信講座の注意点をご紹介します。
二級建築士 製図の通信講座の注意点
二級建築士 製図の通信講座の注意点が一つあります。
それは、
家でしか製図できない
ことです。
本番では試験会場で製図をすることになります。
なので家以外で製図する機会がないと、当日いらない緊張をしてしまいます。
そこでオススメなのは、模試を受けること。
模試を受ければ、
- 平行定規を持って移動
- 会場の雰囲気
- 試験の6時間の使い方
などが分かります。
通信講座と模試を組み合わせると、合格率がぐぐっと上がるでしょう。
模試は現在、日建学院のみが行っています。ぼくもこの模試を受けました。↓
二級建築士 製図の通信講座おすすめ5選 まとめ
この記事は、「二級建築士【製図】の通信講座おすすめ5選」を書きました。
二級建築士の製図は、難しいです。
何が正解でなにが不正解かが分からないのが、一番しんどいです。
そんな時に、通信講座を利用して、最短で合格してください。
もし迷ったら、ハウジングインテリアカレッジを選べばおっけーです。
製図初心者向けのトレース課題があり、添削枚数もちょうど良く、料金も一番安いので。
以上です!